【第8回】「決断」と「習慣」
私たちは日々生きていく中でたくさんの「決断」をしています。「将来の進路について」や「どんな仲間と人生を共にするか」のような大きな決断もあれば、「何を食べるか」や「日曜日をどう過ごすか」のような小さな決断もあります。
子育てにおいても決断しなければならない場面はたくさんありますよね。「どんなスポーツをさせるか?」、「どんな知識を身につけさせるか?」、「どこの学校に行かせるか?」など、決断に悩んでいる人もいると思います。
しかし、子供の頃の【決断】はそんなに重要ではありません!どんな決断をしようとも、実はその時に必要な方(正解)を選んでいるんです。大人になってから後悔している人もいますが、どっちの道を行っても後に同じ道にたどり着きます。だから、子供の頃の決断はそんなに重要ではないのです。ただし、1つだけ間違えてはいけない決断があります。それは、「誰と出会うか」です。子供の頃に出会った大人の影響がその後の人生を変える可能性があるからです。
「決断」よりも大事なものがあります。それは【習慣】です。「早起きすると決めたのに、次の日には寝坊!」、「英語の勉強を始めたのに、1ヶ月で挫折!」、「ダイエットをしたいのに、つい食べ過ぎてしまう!」など毎日の小さな決断が【習慣】です。
あなたと家族の将来をより豊かに、そして楽しくしてあげたいと思うなら、どんなことをさせるかよりも、習慣を変えてあげることの方がよっぽど重要なんです。
習慣は、自分では意識せずに何気なくやってしまうことなので、知らないうちに自分の人生を作り上げている非常に恐ろしいものでもあります。習慣こそ人生を変える無意識の「決断」なのです。
<まとめ>
●決断は、「誰と出会うか」が最重要!
●子供の頃は、大きな決断よりも「習慣」が大切!
●「習慣」が知らないうちに運命を変えている!