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第4回です。今回は『予防医療』の話が面白かったのでご紹介致します。
先日、ラジオで聞いた話です。日本は社会保障がしっかりしているので、病院にかかる時に、他の国に比べて自己負担が相当少ないそうです。だから、病気にかかってから対応するという『事後対応』がほとんどです。歯医者さんなどでは、“予防歯科”を時々耳にしますが…。逆に海外では病気で病院にかかるとお金がすごくかかるそうです。社会保障が日本ほど整っておらず、保険に入っていない人なども多いことが原因です。しかし、反面、日本と違って『予防医療』の考えがより浸透しているそうです。みんな、病気にならないように、事前に対応するそうです。
この話、医療だけでなく、様々なことに活かせる話だなと感じました。もちろん、学習に関してもです。大抵、テストで失敗するなどうまくいかない出来事が起こった後に、人は行動します。でも、これって逆ですよね。事前に対応すれば自分にとって良い結果が待っているのに。先延ばししてしまうのも、こういった事後対応の産物かもしれません。さらには、事後対応をしていると、失敗➡成功➡失敗という、成功と失敗のサイクルが完成してしまうのです。
先日、入塾説明である生徒と話をしていると非常に優秀な成績でした。「なぜ、塾に通うんだろう」と不思議に思っていると、学校の授業が少しづつ難しくなって、つまづき始めたそうです。早めの対応が素晴らしい!!!
是非、私達も『予防医療』の考えを実践したいものです。