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第5回は“先生”です。まず、私には恩師である大学の教授がいます。その先生から学んだ事は、何かを教えてくれるから先生なのではないということです。もちろんいろいろな事を教えて頂きましたが、その先生の行動1つ1つが全てお手本なのです。一緒にいるだけで本当に学ぶことばかりでした。お会いすることはなかなかありませんが、今でも私に道を示してくれています。
その後、とあるセミナーで「子は映し鏡」だと教えて頂きました。子供だけでなく、身近な人は全て自分を映し出してているのではないでしょうか。私も時折わが子に注意する時は、私自身に至らない点があったのではないかと自分を振り返ります。
さて、なぜこの2つのお話をしたかというと、生徒もまた私達を映し出してくれているからです。私達が生徒を励ますと生徒はいつも期待以上に応えてくれます。微笑みかければ微笑み返してくれるのです。プラスの言動にはプラスの言動が、マイナスの言動にはマイナスの言動が返ってきます。もちろん、先生がしっかりと生徒を指導していなければ、生徒の成績も上がりません。そういった意味では、生徒は私達の先生なのかもしれません。
お子様の成績を上げることを第一とする私達は「教育者」ではありませんが、共に育っていく「共育者」にはなれるのかもしれません。これからも是非皆様のご指導をよろしくお願い致します。堅い話ですみません。