第2回は、「生徒は意外に私達の話をしっかり聞いてくれている！！」

私達は生徒の話をよく聞きますという話を前回書きました。もちろん聞くだけでなく、私達が話すこともよくあります。あまり大した内容ではないのですが、生徒はしっかりと覚えていてくれます。まずは、エピソードを１つ。

「私が大学の時に勝手にライバルだと思っていた女の子がいたのね。超優秀。向こうはライバルだと思っていないんだけど、こっちは倒したくてしょうがない…。相手を倒すためにまずは、敵情視察。すると相手はとにかく書きまくる。教授が書いたことはもちろん、話したこともどんどん書き込む。挙げ句の果てには、映像の授業で映像の内容までメモし始める。これはヤバイと思い即パクリ。結局卒業するまでその女の子に勝てたかどうかは分からないんだけど、間違いなく自分の成長にはなったんだよねぇ。」

生徒は「へぇ～」。すると、C3では理科の授業などで映像を使うのですが、何人かの生徒がメモを取り始めます。（この子たちは私よりも賢い…）。

ノートは先生が書いたことを写すというのが、常識ですがこれは本当でしょうか？先生の話したことや自分で気づいたこと、ひょっとしたら雑談の中にも大切なものが隠れているかもしれません。受け身ではなく、自分から学びとるという意識が出始めると正しい学習が始まります。解きなおしノートに間違った理由やポイントを書き加える子もいます。是非ご参考に。注：ノート作成に必要以上に時間をかけるのは逆効果です。