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第10回です。今回は『ゴールと目的を強く意識する』です。
新学期が始まり、新しい学年での学習が本格的にスタートしました。私達もお子様が1学期期末テストで過去最高点を取れるよう、全力で指導に当たっていきます。是非、ご理解とご協力をお願い致します。
さて、過去最高の結果を出すためには、いくつかの重要な要素があるのですが、今回はそのうちの一つ“ゴールと目的”についてお話します。日々生徒の学習の様子を見ていると、新しく入った生徒と長く通っている生徒に違いが出ていることに気づきます。それは、“ゴールや目的”が違っていることです。新しい生徒はゴールが“成績アップ”、今やっている学習はその過程であるという“目的意識”が実に真っ直ぐで素晴らしいのです。ところが、長く通っている生徒を見ていると、いつの間にかゴールが“課題を終わらせること”や“早く帰ること”にすり替わっていて、解き直しや練習の目的も“覚えること”や“次には確実にできること”からズレてしまっていることが本当によく起こります。
先日もある生徒と話をしていると、できるようになるまでやれば、絶対に結果がでるという当たり前のことをすっかり忘れてしまっていたのです。
大人も同じで、幸せになるための仕事が、辛いものやお金を得るための手段になってしまっていることが、よくあります。幸せになろうとして不幸になるのは、本末転倒です。是非、『ゴールと目的』を再確認してみて下さい。